土佐一ノ宮 土佐神社

国の重要文化財 土佐神社楼門保存修理工事
奉賛趣意書

土佐の国総鎮守一の宮と称えられる土佐神社(しなねさま)は五世紀後半雄略天皇の御代の創建と伝えられ、平安時代には延喜式内大社に列し、正一位の神階を授けられた歴史の深い神社です。
大国主命の御子、味鉏高彦根神(一説に一言主神)を主祭神とし、古くより朝廷をはじめ武門の崇敬のもと広く人々の心の拠りどころとされ、今日に於いても県内はもとより全国津々浦々より多くの崇敬者が参拝に訪れます。長宗我部元親公再建の壮大な社殿、また二代藩主山内忠義公建立の鼓楼と楼門は国の重要文化財に指定されており、その趣は神社建築としても注目され観光に訪れる人々も年々増大しております。

標記の楼門は寛永八(一六四九)年二代藩主山内忠義公により建立され、以後、御屋根の葺き替え工事などの保存修理工事が施されてまいりました。しかしながら建立後約四百年を経た現在、本体部材の老朽化が著しく、今般、大規模な半解体修理工事が行なわれる運びとなりました。

これらの工事は、国宝重要文化財保存修理事業として公益財団法人文化財建造物保存技術協会の設計監理により、既に令和四年四月より着手しており、工期は約四年間としております。
工事費用につきましては、国の重要文化財でありますので国・県・市より補助金の助成もございますが、何分にも多額のため、当社支出金も相当な額となります。

以上によりまして、当社奉賛会では五千万円を奉賛目標額に定め、皆様に修復工事費用のご寄進を懇請申し上げる次第です。
先人が築き上げてまいりました貴重な文化財の保護のため、何卒この趣旨にご理解とご賛同をいただきご奉賛賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

土佐神社奉賛会会長 島津栄一 
土佐神社宮司    小笠原貴紀

令和元年十一月吉日

(令和元年概算見積)
楼門半解体修理工事 5億
1.総事業費のうち、国庫補助金等で充当される金額を除いた当社負担金
総事業費の約15% 7,500万円
1.募財奉賛目標額
5,000万円
1.募財の受付方法
①別綴じ振込用紙をご利用し郵便局よりのお振込み
②土佐神社社務所にてご持参の現金をお預かり
③土佐神社社頭での募金箱
※①・②は3,000円以上で受付し、寄進者芳名簿を永年保存いたします。
1.ご奉賛(寄付金)に対する待遇
ご奉賛金額 石碑に刻名 石碑に刻名 記念品贈呈
100万円以上
写真①
50万円以上
写真①
3万円以上
写真②
1万円以上

※50万円以上の方は当奉賛会終身会員に自動的に登録され、灯篭献灯などの特典がございます。別途ご案内申し上げます。
※記念品贈呈は、落成時または当会が定める期間締切毎に行います。
※石碑刻名は、50万円以上の石柱式は年一回行います。3万円以上の列記式は、列記する人数により数年に一回不定期に行います。
いずれも個人毎に累計額を出し刻名の意思確認と打合せをいたします。分納中の方は次回以降に刻名を繰越すことができます。



土佐神社奉賛会
〒781-8131 高知市一宮しなね2丁目16-1
土佐神社社務所内 088-845-1096